こんにちは、埼玉県和光市の葬儀社『サンメモリー和光』です。
先日、ご近所の方からご親戚のお葬式の話を耳にする機会がありました。
ラストメイクをしていなかったのだろうな、と想像されます。
ラストメイクとは
ラストメイクとは・・・
納棺師（のうかんし 映画『おくりびと』で紹介された職業）によって行われる、通常の口紅や眉メイクなどのお化粧のみならず、お顔に復元するケアのこと（血・消毒、詰め綿の取り替えなども含む）。
具体的には、
✔くぼんでしまったお目元をふっくらさせ、
✔開いてしまったお口を閉じ、
✔乾燥・変色してしまったお肌をツヤツヤした生きている時のようなお肌にする
など、生前に近い状態に戻す特殊な技術です。
闘病が長く、お顔が痩せたりやつれてしまったりした場合も、ラストメイクをすることで元気だった頃の張りのあるお顔に近づけます。
ラストメイクの重要性
ラストメイクは大切な方の最後の印象を決め、長年記憶に残る大事なケアです。
ご逝去から２～3日以内であれば、お顔にもそれほど変化なく式に臨めるのですが、５日、1週間と時間が経過するほどにお顔やお体が変化していきます。
お聞きした話では、ラストメイクをせずに式まで時間が経過したためだったのでしょう。
そのため、生前の印象とは大きく異なる故人様のお顔に、参列した方がショックを受けてしまったのです。
亡くなった方のお姿で一番印象的に残るのは、棺の中で眠っているお姿。
ラストメイクをした後は、穏やかで張りのあるお顔なので「まるで生きているみたい」「眠ってだけみたい」と言われることが多いです。
ご遺族からも
故人様にとっても、元気だった頃と変わらぬご自分のことを憶えておいてほしい、と思うのは自然なことではないでしょうか。
特に故人様が女性の場合は絶対おすすめです。
特に年末年始やお盆の時期など、お亡くなりになってから式までの日数が開く場合は、ラストメイクの有り無しで故人様の印象が変わってしまうので、知っているのと知らないのでは大違いです。
当社がラストメイクをセットメニューに含める訳
ラストメイクは納棺師という高い技術を持つ専門家による手作業のため、一般的な葬儀のセットメニューには含まれず、決して安くないオプションのことが多いです。
そのため、打ち合せ時点ではその重要性を十分に知らないまま、予算的な理由からラストメイクを断ってしまい、最後のご対面の際に先ほどの話のように
ですが、限られたご予算の中でも追加料金の心配をすることなく、ラストメイクをした生前に近い状態の故人様とご対面していただきたい。
そのような思いから、サンメモリー和光では、ラストメイクを一日葬・家族葬・一般葬などのセットプランに含めております。
別料金とはなりますが、生前お好きだった洋服や着物へのお着替えも可能です（通常は宗教に合わせた装束）。
ご予約方法
サンメモリー和光へのご用命は下記電話番号より、お気軽にご相談ください。
